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オープン懸賞とクローズド懸賞の違い|上限の判定
2026.10.28
オープン懸賞とクローズド懸賞の違い|上限の判定

キャンペーンを企画すると、必ず「上限はいくらまでか」という話になります。その答えは、オープン懸賞かクローズド懸賞かで大きく変わります。
分かれ目は1つです。応募に取引が必要かどうか。ここさえ押さえれば、上限の有無は判断できます。
この記事では、2つの違いと、自社の企画がどちらにあたるかの見分け方を整理します。
この記事でわかること
目次

商品の購入や来店といった取引を応募の条件にしなければオープン懸賞、条件にすればクローズド懸賞です。
フォローとリポストだけで応募できる企画は、オープン懸賞です。対象商品を買ってレシートで応募する企画は、クローズド懸賞にあたります。
かつてオープン懸賞にも1,000万円の上限がありましたが、2006年4月に撤廃されました。現在、金額の上限はありません。
古い記事に「1,000万円まで」と書かれていることがありますので、ご注意ください。
クローズド懸賞は、さらに3つに分かれます。上限は次のとおりです。
| 種類 | 景品の最高額 | 総額 |
|---|---|---|
| 一般懸賞 | 取引価額が5,000円未満なら取引価額の20倍、5,000円以上なら10万円 | 売上予定総額の2% |
| 共同懸賞 | 取引価額にかかわらず30万円 | 売上予定総額の3% |
| 総付景品 | 取引価額が1,000円未満なら200円、1,000円以上なら取引価額の10分の2 | 定めなし |
総付景品は、応募者全員に配る場合です。抽選ではないため、上限がもっとも厳しくなります。
詳細は消費者庁「景品規制の概要」およびSNSキャンペーンの景品はいくらまで?景品表示法の上限を解説をご確認ください。
上限の有無だけで決めないでください。集まるものが違います。
| オープン懸賞 | クローズド懸賞 | |
|---|---|---|
| 応募のしやすさ | 高い。誰でも参加できる | 低い。購入や来店が必要 |
| 集まる人 | 関心の薄い人も含まれる | 実際に買った人に絞れる |
| 景品の自由度 | 上限がない | 上限の範囲で選ぶ |
| 向いている目的 | 認知、フォロワー増 | 売上、リピート |
認知を広げたい段階ならオープン懸賞、購入につなげたい段階ならクローズド懸賞、と考えると選びやすくなります。
年間の計画の中で、両方を組み合わせる形もよく取られます。前半でオープン懸賞を出して知ってもらい、後半にクローズド懸賞で購入につなげる流れです。

次の3つは、実務でよく相談を受ける形です。
いずれも個別の判断が必要です。迷ったら、消費者庁の公表資料を確認するか、専門家にご相談ください。この記事は公表されている情報の要点を整理したもので、法的な助言ではありません。
この順番を守ってください。景品を先に決めると、やり直しになります。景品の決め方はキャンペーン景品の選び方|応募が集まる決め方をご覧ください。
金額の上限はありませんが、景品表示法の表示に関する規制や、各SNSのルールは別に適用されます。
対象商品のうち最も安い価格を基準にするのが安全です。高い商品を基準にすると、上限を超える恐れがあります。
応募にかかる実費の扱いは個別の判断になります。企画が固まる前に確認してください。
SNS Laboでは、応募条件の設計から実施までをご相談いただけます。ツール・機能紹介をご覧ください。
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