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SNSキャンペーンのトラブル対応|起きる前に決めること
2026.10.09
SNSキャンペーンのトラブル対応|起きる前に決めること

キャンペーンのトラブルは、起きてから考えると必ず遅れます。
判断できる人がその場にいないことが、いちばんの原因です。
週末や夜間に問い合わせが増え、月曜の朝に気づいたときには話が広がっている。
よくある形です。
この記事では、実際に起きる事態を5つに分け、それぞれ「事前に決めておくこと」と「起きたときの動き」を整理します。
この記事でわかること
目次

役割を4つに分けて、名前を入れておいてください。いわゆるエスカレーションの体制です。同じ人が兼ねても構いません。決まっていないと、誰も動けません。
あわせて、連絡がつく時間帯も決めます。夜間と土日に誰も動けないなら、その時間はキャンペーンを開始しないという判断もあります。

「対象商品が書かれていない」「期間の終了時刻が曖昧」といった不備です。公開直後に見つかることが多く、対応が早ければ傷は浅く済みます。
事前に:公開前に、応募条件を第三者に読んでもらう時間を取ります。書いた本人には抜けが見えません。
起きたら:訂正を告知し、すでに応募した人が不利にならない扱いにします。条件を厳しくする方向の訂正は避けてください。
当選していない人に連絡した、同じ人に二重に送った、といったケースです。
事前に:送信前に確認する手順を決めます。
起きたら:誤って当選を伝えた場合、取り消すと不信感につながります。人数分を追加で用意できないかを先に検討してください。手順はキャンペーン当選者への連絡と景品発送の進め方にまとめています。
当選連絡を装った偽アカウントが、参加者に接触するケースです。キャンペーンが話題になるほど起きやすくなります。
事前に:連絡元のアカウントを公式に告知し、金銭やカード情報を求めることはないと明記します。
起きたら:注意喚起を投稿し、問い合わせ先を明示します。
複数アカウントからの応募や、加工した画像での応募です。
事前に:不正が判明した場合は当選を取り消す旨を、応募規約に書いておきます。書いていなければ取り消せません。応募規約の作り方をご覧ください。
起きたら:規約に沿って淡々と処理します。個別の応募者を公開の場で指摘しないでください。
事前に:追跡できる発送方法を選び、再送の可否を規約に書きます。
起きたら:発送記録を確認し、事実関係を先に押さえます。
感情で決めると判断がぶれます。参加者への影響を基準にしてください。
| 状況 | 判断の目安 |
|---|---|
| 表記のミスだが、応募者に不利益はない | 訂正して続行する |
| 一部の応募者が正しく応募できていない | 期間を延長する、または救済措置を設けて続行 |
| 法令や規約に反する設計だった | いったん停止し、設計を直してから再開を検討 |
| 参加者に実害が生じている | 停止したうえで、対応を先に告知する |
止める場合も、黙って消さないことが大切です。何が起きて、応募した人がどうなるのかを先に伝えてください。
謝罪の文例を探したくなりますが、体裁より先に、参加者が知りたいことを書いてください。
原因の分析や社内の事情は、この時点では不要です。「自分の応募はどうなるのか」に答えることを優先してください。
次回のために、次の3つを記録します。不正応募への対応を含め、判断の経緯を残しておくことが再発防止になります。
とくに3つ目は、次回の規約にそのまま反映できます。トラブルの多くは、規約に書いていなかったことから起きます。
事実の指摘であれば、削除すると火に油を注ぎます。誹謗中傷や個人情報を含むものは別として、基本は残したうえで、必要なら訂正の告知で答えてください。
同じ質問が繰り返されている場合は、個別の返信より、よくある質問として公開するほうが早く収まります。
役割を分ける必要はありませんが、「誰が判断するか」だけは決めておいてください。1人で回す場合も、連絡がつかない時間帯を把握しておくことが大切です。
実施前のご相談も承っています。無料相談をご利用ください。
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