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キャンペーンの個人情報の取り扱い|集める前に
2026.10.31
キャンペーンの個人情報の取り扱い|集める前に

キャンペーンでは、当選者に景品を送るために住所や氏名を集めます。ここで集めた情報は個人情報です。
取り扱いを誤ると、参加者からの信頼を失うだけでなく、法令上の問題にもなります。しかも集めたあとでは直せません。
この記事では、集める前に決めておくことを整理します。
この記事でわかること
目次

個人情報保護法では、個人情報を扱うときに利用目的をできる限り特定し、あらかじめ公表するか本人に通知することが求められます。詳細は個人情報保護委員会「法令・ガイドライン等」をご確認ください。
キャンペーンなら「景品の発送のため」が基本です。ここに「今後の商品案内のため」を加えたいなら、集める時点で書いておく必要があります。
あとから目的を足すことは、原則としてできません。将来使いたい用途があるなら、最初に書いてください。
必要のない項目を集めないでください。集めた情報は、管理の対象になります。
「今後の分析に使うかもしれない」という理由で項目を増やすと、管理の負担だけが増えます。
個人情報について、応募規約には次の項目を入れてください。
| 項目 | 書き漏れると |
|---|---|
| 取得する事業者名 | 誰が集めているのか分からず、問い合わせ先も不明になります |
| 利用目的 | 発送以外に使えなくなります |
| 第三者に渡すかどうか | 発送業者や共催社に渡せなくなります |
| 保管する期間 | いつまで持つのかが不明確になります |
| 問い合わせ窓口 | 開示や削除の求めに応じる先がなくなります |
3つ目はとくに見落とされます。発送を外部に委託する場合や、コラボ相手と共有する場合は、あらかじめ書いておく必要があります。
規約全体の項目はSNSキャンペーン応募規約の作り方|必須12項目とひな形にまとめています。

集めた情報は、期限を決めて実際に消してください。「念のため取っておく」が、いちばん危ない状態です。
2つ目が実務ではいちばん難しい点です。表計算ファイルをメールでやり取りすると、あちこちに残ります。
実務で問題になるのは、法令の理解よりも運用です。次の3つが起きやすい形です。
いずれも、仕組みではなく段取りの問題です。実施の計画を作る段階で、廃棄まで書き込んでおいてください。
3番目を忘れると、あとから委託できません。ツールを使う場合も、情報がどこに保管されるかを確認してください。選び方はSNSキャンペーンツールの選び方|比較する12のチェック項目をご覧ください。
他の情報と組み合わせて個人を識別できる場合は、個人情報にあたり得ます。単独で判断せず、扱いをそろえておくのが安全です。
利用目的の範囲を超えて持ち続ける理由がなければ、抽選後に消してください。
保護者の同意をどう扱うかを決めてください。年齢の下限を設ける方法もあります。
この記事は一般的な整理であり、法的な助言ではありません。個別の判断は専門家にご相談ください。
SNS Laboでは、応募情報の管理に対応したツールをご用意しています。ツール・機能紹介をご覧ください。
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