Instagramの国内月間アクティブユーザーは、3,300万人(2019年6月調べ)を超えました。
企業でもInstagramの運用が欠かせなくなっており、マーケティング方法の1つにもなっています。
しかし、どうやって運用すればフォロワーが増えるのかなど迷む運用担当者も多いと思います。
今回は、Instagram運用の成功事例と失敗事例を紹介します。
失敗したくない人は必見ですよ。
目次
企業がInstagramを運用するメリットとは
企業がInstagramを運用するメリットはたくさんあります。
- 自社製品に興味ある顧客の増加
- 売上向上
- 広告費の削減
- 自社サイトへの誘導
- 企業ブランディング
- ストーリーやハッシュタグ機能を使い認知の拡大
Instagramは全世界で10億任以上のユーザーに使われており、ユーザー層は20〜30代が多いです。
コメントやハッシュタグなどを通して、ターゲットユーザーと直接関わることができるのも魅力。
Instagramを利用すれば、広告費を大幅に削減することもできます。
Instagramの成功事例3選
Instagramをうまく使った企業の成功事例を紹介します。
1.ユニクロ(アパレル)
ユニクロは、グローバルアカウントで英語と日本語で発信しているため、世界各国からコメントが寄せられています。
なんとフォロワー数は、233万人以上と大人気。
日本ではユニクロは身近な存在ですが、海外ではブランド化しているようです。
日本のユニクロ公式サイトは、uniqlo_withで40万人以上のフォロワーがいます。
海外のアカウントと違い、コーディネートを紹介していて雑誌を見ているような感覚で楽しめますね。
アパレル企業がInstagramを活用するメリットは、自社製品のまるごとコーディネートを紹介することで、そのままHPで購入に繋げることもできます。
服がほしいな、ユニクロへ行こうかなと潜在的に考えているユーザー層にもリーチできるのです。
2. RMK(化粧品)
化粧ブランド「RMK」の、日本公式アカウントは40万人フォロワーと人気。
ユーザーからコメントをもらったとしても、公式アカウントからのコメントやファローは一切していないです。
そのためユーザーの投稿をリツイートしたりキャンペーンなどは行っておらず、手間をあまりかけずに運用することができます。
フォローされる要因として、投稿の色に統一感があり商品の紹介、値段を表示しているので見ているだけでも楽しいですし、おしゃれです。
写真の構図や色のトーンで、RMKの世界観を作り出していますね。
ストーリーも時々更新されており、商品を紹介しています。
3. GoPro(カメラ)
アクティブスポーツの動画や写真を撮る目的に作られた、小型軽量ビデオカメラGoProは世界でも日本でも大人気です。
日本のInstagramアカウントでは、フォロワーが13万人。
GoProは、ハッシュタグを使った投稿やキャンペーンをうまく利用しています。
例えば、「#GoPro」とつけて発信しているユーザーの投稿を選び、引用して投稿しています。
自社でコンテンツを考えなくても、UGCをうまく活用することでより商品のPRをすることができ広告にかかる経費削減も可能です。
GoProでは、頻繁にハッシュタグキャンペーンが行われています。
ハッシュタグキャンペーンでは、テーマに合わせ画像や動画を撮影し選べれると賞金やゴープロがもらえるという太っ腹の企画です。
自社製品を使ったユーザーの投稿が増えるので、認知も拡大されキャンペーンに楽しく参加できます。
Instagramの失敗事例3選
ここでは、Instagramの失敗事例を紹介します。
成功するためのポイントを抑えましょう。
1. 投稿にバラつきがあり、世界観が確立されていない
Instagramで抑えておかないといけない、大切なことは投稿した写真を見ただけで「〜っぽい」と言われる世界観です。
例えば、先程紹介した成功事例の企業アカウントはどれも、色が統一されていたり、写真のクオリティも偏りがありません。
- 色を統一する
- 写真の質を保つ
この2点は最低でも抑えましょう。
写真の摂り方や、画像加工、写真のトーンを整えると統一しやすいです。
2. ハッシュタグを活かせていない
Instagramで認知を拡大させたいのなら、ハッシュタグを使った投稿が欠かせません。
Instagramでハッシュタグを利用するメリットは以下です。
- ハッシュタグを使えばタグ検索ができる
- ハッシュタグをフォローできる
- ハッシュタグを追えばユーザーの投稿が見れる
ハッシュタグをつけて投稿するように、ユーザーに呼びかけると簡単に投稿を追うことができます。
Instagramでよくみかけるハッシュタグキャンペーンが、アカウントのフォローと決められたハッシュタグで投稿する方法です。
当選者には、プレゼントが当たるようにしておくとユーザーにもメリットがありより参加者が多くなります。
3. ストーリーを利用していない
Instagramは、ストーリー機能をうまく利用することも大切です。
ストーリーを使えば、後からハイライトでカテゴリーごとに設定して見返せたり、アンケートを取ることも可能です。
リンクを添付し、外部ページに飛ばすこともできるので商品を紹介し、オンラインショップに飛ばすこともできます。
ストーリーからの自社サイトへ、動線を作り上げることができるのが魅力です。
まとめ:Instagramをうまく活用しよう
本記事では、Instagramを活用するうえでの成功事例と失敗事例について紹介しました。
今ではInstagramを活用したマーケティングが主流になってきたので、活用しない手はありません。
InstagramやSNSを使ってマーケティングをすれば、印刷する必要もなく経費を最小限に抑えることもできます。
企業アカウントを運用する場合は、狙うターゲット層、発信する内容、世界観を統一する点に気をつけましょう。
ストーリー機能、ハッシュタグもぜひ活用してみてくださいね!